ごぶたまには2匹のネコと3匹の犬一家が同居している。ネコは親子なのだが娘(10歳)が3月ぐらいから腎臓病でもう明日も知れない命となってしまった。ごぶたま姉が主に面倒をみてきたが、2日おきの点滴(透析のようなもの)、毎日のビタミン摂取、度々の抗生物質摂取という治療を続けてきたが、いよいよここ数日でご飯も全然食べなくなってしまった。
ピッピ(ネコの名前)はふらふらなのに異常なくらいに外に出たがった。前から外には出ていたのだが、最近は自分で帰ってこられない。ごぶたま姉が必死の思いで探索して連れて帰るという状態だった。家は田舎なので周りは草ボウボウで見つからないはなんか出そうで怖いわというところ。こちらも大変なので出たがるピッピを出さないでおいた。
でも、いよいよピッピは弱ってくるし、もうこれが最期のような気がしてついにまた外に出してあげることにした。ご飯は自分で食べられないので、なんとか今日の体力分だけでもと思って缶詰めを無理やり口に入れて食べさせた。そして記念撮影。『帰っておいでよ』と言って外に出してやった。
そんなに遠くに行っていないのはわかっている。でももうみつけられないかもしれない。また見つけてピッピを家に連れ戻すことができたらうれしいけど、それがいいのかもわからない。
動物は今を生きているから死に場所を探すということはないんだそうだ。ピッピが求めているのは今、自分に必要な場所らしい。もう薬はうんざりなんだろうな。
もうこれでさよならなんだろうか。
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