2007年2月16日金曜日

シノポルトギースの家が連なる


2007年2月15日 
久々にタウンへと思い、タラン通りに行ってみた。いつも駐車スペースがないのが、この狭い通りのお決まりのようだったが、ちょうどいいところにひとつ。タラン通りというのは懐かしさいっぱいの雰囲気がある。古めかしい感じの商店が建ち並び、そこに輪転機を回している印刷屋なども入り混じっている。
この辺一帯のヤワラー通り、クラビ通り、そしてタラン通りには五分魂も大好きなシノポルトギース様式(中国ポルトガル様式)の古い家がたくさんある。かなり古いのでメンテナンスが大変だそう。だから廃屋になっているところもある。下の写真を見てください。驚いた!この通りはソイロマニーという通りでタラン通りからタイ寺に続く道。ちょっと前まではいたるところが崩れてボロボロだった。それが美しくリフォームされていました。フツーの会社や洋服や、バーなどが入っていました。
シノの家は間口はこのように狭いのですが、うなぎの寝床のように長く、中は涼しい。そして奥にはパティオがあるのがふつうです。これは風水にしたがっていると、以前クラビ通りのシノの家のおじいさんに聞きました。このロマンチックな家はかつてプーケットに錫の交易でやってきた華僑の華々しい時代の遺産です。数少ないプーケットの文化遺産といえるでしょうか。今年は2月23~25日、タラン通りを中心にオールドプーケット祭りが開催されます。プーケットカルチャーパレードやライオンダンスが披露され、いろんな出店が並びます。シノの家が開放されて中を見ることもできます。ステキなお茶やさんもありますよ。

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